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【短編小説】Synthétique

Tout s'embrase dans mes rêves synthétiques.

(Zarba par Therapie TAXI)

総合的で、連鎖的な、事物そのものが問いかける真実という構築物。全ては意味のなかで溶け合い、身体において統合され、文化のなかで形態を獲得する。

混ぜ合わせたアイスクリームは、様々な色をしていて、それは現実の混沌さを表象するに最も適当な存在であるように思える。事態はあまりに複雑、問題は把握され得ないほどに他の問題と絡み合っている。

Synthétiqueな問いを立てたいと思う。あらゆる問題は総合的だ。相反のなかで成り立っている。美しいのは、汚いからで、素晴らしいのは、酷いからだ。

現実的な諸問題に飽き飽きとした人々が見せる、他者への眼差しは、他者ではなく自己に向かっている。その眼差しは対象者としての他者を措定することもなく、他者に関心を向けることを意味するための眼差しでもない。

眼差しはいわば「規定」されたにすぎない。それは、自己を確認するために規定されたものなのだ。しかし、その自己は結局のところ、他者との相互媒介的な関係のなかで成立した、一過性の幽霊にすぎない。結局、幽霊はSynthétiqueな複数性のなかで一時的に立ち上がった蜃気楼のようなものだ。

Ensembleであれと、誰かはいう。集合的な身体は、Synthétiqueな問いを立ち上げ、Ensembleのなかで奏でるだろう。それは回答不可能性の中に浮かぶ問いであり、問いの答えを要求しない―より正しくは答えを要求しないことを答えとする―問いである。

光が現れてくる。朝がやってくる。真夜中の複雑性と、ある種の限界性はここで一つの終着点を迎える。終着は新たな始点になる。

Synthétiqueであること、それ自体を構築していくこと。そんなことが頭のなかをよぎっていく。Synthétiqueであることとは、何なのだろう。